
「チロリアン・ランプ」
赤いランプがいくつも
ぶら下がっているようにみえます。
中国語そして中国にはまっていた頃にみた映画
「紅夢」
の「紅い提灯」を思い出しました。
お金持ちが
お妾さんをいっぱい囲い、
地所に住まわせる。
訪れる日には
そのお妾さんの家にだけに
「紅い提灯」が煌々と灯る。
その他の妾宅はただ,
ただひっそりと。

一夫多妻制と言えばいえるけど、
正妻以外はみんな
わけありの女性ばかり。
昔、昔どこの国にでもありそうなお話し。
悲しいストーリーのはずが
演じた女優が「コン・リーン」
(第4夫人か第5夫人役)
なにがあっても逞しく生きていく。
そんな映画になっていました。
それは確か、
中国が今の躍進を遂げる前の映画でした。
10数年前の映画・・・

あの時に映画でみた
「紅い提灯」の灯りは
すこし物悲しかったように思います。